実績紹介

目的別研修

ハラスメント(抑止)研修について

昨年2023年のプログラムの中でハラスメント研修、特にパワハラについての研修を多く頂いています。パワハラは誤解が多く、研修のやり方によっては「部下と関わることが怖くなった」という上司も出て来ます。一方、自身の行為がパワハラであることを知りながら、無自覚を振る舞う管理職がいることも事実です。

当社ではパワハラ対策を3段階で捉えています。ハラスメント画像3

第一段階では「きちんとパワハラを理解する」というステージです。パワハラの概念を理解し、「パワハラ」と「パワハラでないもの」を棲み分ける段階です。知的理解が必要です。ここを精神論や事例提示で終始しないことが必要です。

第二段階では「自社適応」です。自社で起こりがちな事象、起こったことがある事例のどこがパワハラにあたるのかについて共に検討を加えて行きます。この段階では管理者の心的態度に触れていきます。知的理解を活用していきます。ハラスメントハザードが偶然起こった事象でないことを理解してもらいます。

第三段階では「マネジメント文化」への適応です。自社のマネジメント文化での当たり前を洗い出し、何を変えて行く必要があるのかを検討して行きます。

これまでの仕事で、第三段階まで進めている会社は2社に留まります。部下を育てたいという気持ちや、自分の尊厳を守りたい等、複数の基本動機を基に言動・感情と結びつけます。合意形成を取りながら辞めること、変えることを作成していきます。

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