このまま会社員を続けるべきか、起業して自分の暖簾で仕事をするべきかについて、知的合理性と感情的合理性という面から考えました。知的合理性とは論理的に考えて「こちらの方が得だ」とか「長期的な視点に立つと正しい判断だ」といったものです。感情的合理性とは理屈抜きで「やってみたい」とか逆に「嫌だ、体が反応する」といったものです。どちらに従うのが「正しい」のかというのは結果論でしかありません。今までの人生において知的合理性で自分を説得できなかったら、感情的合理性に従って来た様な気がしていました。この解釈は一部正解であり、経験的には後付けの理論だった様な気がします。その為、起業を検討するにあたり、自分の仕事への動機を過去に遡って確認してみました。就職するときには「感情的合理性」に従い、今の状況は起業を「知的合理性」の枠組みで考えているように思えます。自分の中の2つの合理性が揃うなら最後に挑戦してみて良いのではと思いました。幸いにも力を貸して頂ける方も居るので力を借りながら。